皆さんこんばんわ。
毎年のことですが、冬の寒い季節になると、亡くなられる方
が増えてくるように思います。
本日も、弊社の協力業者の方のご親戚が亡くなられました。
そういったことからふと思い、今日は、『忌中』について私
が聞いた意味について書いて見たいと思います。
インターネットで調べてみると以下のように書かれていました
忌中 【きちゅう】
一般に四十九日または五十日祭までを言う。遺族が祭りなど
に参加せず、こもって弔いに専心する期間のこと。遺族は死
穢に染まっているので隔離されるという意味もある。
この『忌中』というのは皆さんご存知の通り
亡くなられた家の玄関の上にはっているのを目にします。
ただ 何でこのような漢字なんだと思いませんか?
またお葬式には 白 黒の幕が一般的となっています
一般的にはお葬式は亡くなった方だけの儀式と思われていますが
参列者(まだ生きている者)の為でもあるそうです。
忌中という漢字は 己(おのれ) 心(こころ) 中(なか)
という漢字に分解することが出来ます。
参列者に 『あなたは 白い世界(仏の世界)と
黒い世界(地獄)のどちらに行くのですか?
それは己の心の中にあるんですよ』と問いかけているそうです
これを聞いて私はすごい!と思い、我が息子にも教えたいと思いましたま
した。
また、通夜、葬式の時に限らず、日常生活でも、この『忌中』
がいろいろと当てはまります。
結局は『忌中』なんだと感じることがしばしばあります。
『私自身は保育園の頃、浄土宗のお寺がしている明照保育園に
お世話になり いろいろと 悪いことしたら地獄に行くとか
バチがあたるとか、地獄の針山や沼、煮立った釜で煮られる
とか、因果は三世にわたるので自分に返ってこなくても、子
孫にその因果が廻るから悪いことはせず、良いことをしなさ
い とか言われてたのを今でも覚えています。』
こういったことで、人一倍興味があるのかも知れません。
そして、今まで何の疑問も持たず 忌中の読み方すら知らなく何気なく
通夜、葬式に参加していましたが、いろいろ意味が分かると
また違った感じで参列できるようになりました。
なんにでも意味があるんだと分かると、興味、感じ方が
かわりますね。
上田