皆さんこんばんわ、今日は 昔ながらの日本家屋に伺った際
に、ふと思ったので日本家屋における縁側につい
て書いてみたいと思います。
もともと、縁側は何故縁側と言うのでしょうか?
私も、教えてもらうまでは知りませんでしたが、名のとうり
縁を結ぶためのものです。
人間の世界と、外に住む動物や生き物と縁を結んだり、
(最近はペットとして家で一緒に住む場合もあります)
人間と自然の世界との縁を結んだり
といったように、この家の中か外か分からないあいまいな
空間が多くの縁(つながりを)つくるのだなと、
縁側のすごさを感じます。
また、私の祖母ぐらいの時代は、結婚して嫁ぐ家に入る時
は、玄関ではなく縁側から入り、まず仏壇にお参
りして、その家の先祖様との縁を結ぶと聞いたこ
とがあります。
今の世の中、きっちりしていて何事にも境界があるように
思えますが、縁が芽生えるのは、結構あいまいな
場所やあいまいな気持かも知れませんね。
上田