皆さんこんばんは。
今日は、珍しい人に会って思いがけない思いをして
『犬も歩けば棒にあたる』のことわざの意味
のお話を思い出したので
ちょっと、そのことについて書いて見たいと思います。
『犬も歩けば棒にあたる』というこたわざは皆さんご存知だと思
いますが、どのような認識でおられるでしょうか?
私も、教えてもらうまでは、『思いがけないものに出会うこ
と』の意味ぐらいと 皆さんと同じように思っていました。
また、調べたとしても、しっくりしないぼかしたような
説明屋表現であり全く腑に落ちてませんでした。
そして、何で棒なんだ、石、木、壁では駄目なのか?
棒ってなんで棒なんだ と摩訶不思議でした。
まずこのことわざには仏教が深く関っているということです
前にも書きましたが仏教と十八との関りは覚えているでし
ょうか?
(私達は阿弥陀様の十八願によって仏の身にさせていただき
す。)
だから 棒なんです。
棒という漢字を分解してみると
十 + 八 +奉 になります。
阿弥陀様の十八願に会い奉るという意味で 棒なのです。
また、何故 犬なんだという犬にも意味があります。
古来より 犬という動物は、従順な動物の代名詞になってい
います。
つまりまとめると
犬のように従順に仏教を信仰しておれば、阿弥陀様の十八願に
会い奉れる機会が訪れるということです。
これと似た表現で 牛に引かれて善光寺(長野市のお寺)
参り というのも同じ意味になります。
善光寺は仏教において一番浄土に近い場所とも言われるそう
です。(興味ある方は、善光寺調べてみてください、お堂
の地下に仏の身になれるヒントが隠されているそうです)
私も、このお話を聞いた時には、びっくりし、またまた日本
と仏教のつながりの深さをまざまざと感じさせられました。
また、他にも教えていただいたお話もありますので、また
暇を見つけて書いてみたいと思います。
上田