皆さんこんにちは。
今日は、十二単(じゅうにひとえ)について聞いたことを
書いてみたいと思います。
十二単は何で十二なんだと思ったことは無いでしょうか?
一般的に藤原のりか? かぐや姫? 平安時代?
豪華やけど重たそうぐらいの
イメージぐらいしか私もありませんでした。
中学生の時、平安文化の豪華な衣装で、十二単の重さが
20キロ程あるため簡単に外部に出歩けないなどと教えられ
た記憶はありませんか?
しかし、この十二単も仏教と深く関っていると教えてもらい
ました。
これは、人間が成仏する時に、十二の光に包まれることから
その光に包まれたいと言う気持ちから来ているそうです。
その十二光とは
1.無量光(むりょうこう)。量(はか)ることのできない光。
2.無辺光。再現のない光。
3.無碍光(むげこう)。なにものにもさえぎられることのない光。
4.無対光。くらべるもののない光。
5.炎王光(えんのうこう)。最高の輝きをもつ光。
6.清浄光(しょうじょうこう)。衆生(しゅじょう)のむさぼりを除くきよらかな光。
7.歓喜光(かんぎこう)。衆生のいかりを除きよろこびを与える光。
8.智慧光。衆生のまどいを除き智慧を与える光。
9.不断光。常に照らす光。
10.難思光(なんじこう)。おもいはかることができない光。
11.無称光。説きつくすことができず、言葉もおよばない光。
12.超日月光(ちょうにちがっこう)。日月に超えすぐれた光。
だそうです。
仏の世界は光の世界であるため、光となって成仏の時
十二光に包まれるということです。
これを物語としたのが、かぐや姫のラストシーンとのことで
す。
こんな話を聞くと、すごく興味わきませんか?
私は、歴史の見方も変り、更に興味を持ってしまい、もっと
知りたいという興味が尽きません。